set proxy via "dropbox.py proxy" for Dropbox on Linux inside a firewall
The environment variable "http_proxy" does not seem to work for Dropbox 3.10.8 released on around 2015-10-16. Use "proxy" subcommand for the dropbox.py script newer than 2015.10.28
dropbox.py proxy manual http proxy.example.jp port user password
Mahara 15.10.0にアップグレードしようとしたけど git 版では theme の CSS を自分で生成する必要 → make css するかzip版からもらってくる
使用しているオープンソースの eポートフォリオ Mahara を 15.10.0にアップデート. 今回は, Bootstrap ベースになるなど, theme まわりが大幅に変更になっている.
https://github.com/MaharaProject/maharaで配布しているgit版を使う場合, CSSは含まれていなくて, 自分で生成するようになっている. 少なくとも raw theme の CSS がないとアップグレードできないエラーになる. raw だけいれても, 他のthemeを選んだときには CSSのない白背景, レイアウトなしの状態になってしまう.
CSSを生成するには, node.js npm が必要. これが面倒な場合, zip 版には生成済み CSS も含まれているので, zip 版をもらってきて, zshなら
for theme in raw primaryschool ocean default modern subthemestarter ; do cp -pr mahara-15.10.0-from-zip/htdocs/theme/$theme/style mahara/htdocs/theme/$theme/; done
のようにすればとりあえずはよさそう. しかし, これはthemeの変更を含むマイナーアップグレードのたびに必要になるだろう.
OS X 10.11 El Capitan ではヒラギノのOTF形式のフォントがなくなった
Mac 用の OS X 10.11 El Capitan がリリースされた.
El Capitan にアップグレードすると, MacPorts もmigrateする(実質的に El Capitan 対応版を reinstall する)必要があるのだそう. それでもいくつかのパッケージは壊れている.
インストール済みの MacPorts やその他のソフトウェアをだましだまし使っていく*1場合*2, 影響の大きい変更は, ヒラギノフォント群が /Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ Pro W?.otf から /System/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴシック W?.ttc になったことかも(ファイルは1対1対応ではない). 特に, Macのフォント管理機構を経由せず, これらのフォントファイルを直接使用するソフトウェアの場合に影響があると思われる. 例えば, MacPorts の TeXLive 版の dvipdfmx で, ヒラギノの OTF(Opentype Font)形式フォントを texmf tree 下の HiraMinPro-W3.otf などに symbolic link してフォント埋め込みに使用していた場合,
dvipdfmx:warning: Could not locate a virtual/physical font for TFM "rml". dvipdfmx:warning: >> This font is mapped to a physical font "HiraMinPro-W3.otf". dvipdfmx:warning: >> Please check if kpathsea library can find this font: HiraMinPro-W3.otf dvipdfmx:fatal: Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...
などと言われてPDFに変換できない. 日本のメンテナの中には, この変化をBetaのときから認識して, 対応を進めていた方もいらっしゃるようで頭が下がる.
このヒラギノOTF形式フォント問題への対症療法としては, ライセンス的にグレイだが, Yosemite 以前の /Library/Fonts/*.otf をバックアップ-リストアする(.ttcと共存させる)と, 一時しのぎにはなるかもしれない.
Microsoft Office for Mac 2016の AutoRecovery files, Backup files 自動保存ファイル バックアップファイル の探し方
Microsoft Office for Mac のアプリ(Word, Excel, PowerPoint)がクラッシュしたとき, 編集中の未保存のファイルが自動保存ファイルとして保存されたり, 次回アプリを起動したときに, 「このファイルを開きますか」ときいてきたりすることがある.
Office for Mac 2011 の場合
Office for Mac 2011 では, 自動保存ファイルは /Users/username/Library/Application Support/Microsoft/Office/Office 2011 Autorecovery に置かれていたので, アプリがきいてこなかったら, 自分でこのフォルダを探しにいけばいい. 隠しフォルダ…な事情もあるが, ターミナルで
open /Users/username/Library/Application\ Support/Microsoft/Office/Office\ 2011\ Autorecovery
とすればFinderの新規ウィンドウが開くはず. バックアップファイルもここに作られるという記述があったが検証できていない.
Office for Mac 2016 の場合
Office for Mac 2016 では, (たとえばPowerPointで, filename.pptx を編集していた場合なら)
/Users/username/Library/Containers/com.microsoft.Powerpoint/Data/Library/Preferences/AutoRecovery/filename_autorecover (拡張子なし)
というファイルに保存された. この仕様変更は, クラッシュ時点のファイルのみでなく環境(デスクトップの状態など)まで自動保存しようという目的のようだ.
このフォルダの位置は公式文書では発見できなかったが,
で言及されていた.
自動保存ファイルを開くには
以下は Office for Mac 2016 の場合の, 自動保存ファイルを見つけてからの試行錯誤の報告.
この, filename_autorecover という拡張子のないファイルは, アプリとの対応付けがされていないので, ダブルクリックで開くようなことはできない. また, filename.pptx と rename しても, PowerPoint アプリが, 「形式が違う」のようなエラーメッセージを出して開くことはできなかった. メタデータが足りないみたいな話か? PowerPoint.app から filename_autorecover を[ファイル>開く]で選ぶと正常に開けた. あとは [ファイル>名前をつけて保存]でfilename.pptx として保存すれば, 以後は正常な .pptx ファイルとしてふるまった.
自動保存ファイルを開くには 2016-01-04 Mon, 14:43:57
今回は自動保存ファイルは AutoSave to filename.xlsx というファイル名になっていた. いったん afo.zip にcpした後, open -a "Microsoft Excel.app" afo.zip で開けた.
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Mathematica からExportした eps を MacPorts の LaTeX の graphicx で includegraphics したものが dvipdfmx で扱えない
Mathematica 10 で Export["figure.eps".%] で保存した encapsulated postscript file を, graphicx でLaTeX に include することを考える.
OS X 10.10 の MacPorts の TeXlive 2015の場合
dvipdfmx で PDFにする段階で, 以下のようなエラーになる
[1Error: /typecheck in /findfont Operand stack: 9 MathematicaSans Execution stack: %interp_exit .runexec2 --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- 2 %stopped_push --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- false 1 %stopped_push 1967 1 3 %oparray_pop 1966 1 3 %oparray_pop --nostringval-- 1950 1 3 %oparray_pop 1836 1 3 %oparray_pop --nostringval-- %errorexec_pop .runexec2 --nostringval-- --nostringval-- --nostringval-- 2 %stopped_push --nostringval-- --nostringval-- 1919 2 3 %oparray_pop Dictionary stack: --dict:1195/1684(ro)(G)-- --dict:0/20(G)-- --dict:107/200(L)-- Current allocation mode is local Last OS error: Invalid argument Current file position is 34971 GPL Ghostscript 9.16: Unrecoverable error, exit code 1 dvipdfmx:warning: Filtering file via command -->gs -q -dNOPAUSE -dBATCH -dEPSCrop -sPAPERSIZE=a0 -sDEVICE=pdfwrite -dCompatibilityLevel=1.5 -dAutoFilterGrayImages=false -dGrayImageFilter=/FlateEncode -dAutoFilterColorImages=false -dColorImageFilter=/FlateEncode -sOutputFile='/var/folders/kw/189pr66j0sn52cgxkzzb9ldh000104/T//dvipdfm-x.f0098c1350bfdd53bc5e70ea9b9bfa29' '/Users/hig/path/fr.eps' -c quit<-- failed. dvipdfmx:warning: Image format conversion for "/Users/hig/path/fr.eps" failed... dvipdfmx:fatal: pdf_ref_obj(): passed invalid object. Output file removed.
バージョンはこう.
hig@mac$ dvipdfmx --version This is dvipdfmx Version 20150315 by the DVIPDFMx project team, modified for TeX Live, an extended version of dvipdfm-0.13.2c developed by Mark A. Wicks. Copyright (C) 2002-2015 the DVIPDFMx project team Copyright (C) 2006 SIL International. hig@mac$ gs --version 9.16
MathematicaSans のところでエラーになっているので, フォントが足りない, フォント埋め込みするかしないか, のような問題かと一瞬思うわけだが, (Mathematicaをインストールしていない)Debian 7ではエラーにならないので, フォントライブラリだけの問題ではないようだ. Mathematica側のExport設定も調整してみたが, 解決できなかった.
Debian 7 の場合
同じことを Debian 7 のTeXlive 2012.2012061 で実行するとエラーにはならない. バージョンはこう.
hig@debian$ dvipdfmx --version This is dvipdfmx-20120420 by the DVIPDFMx project team, modified for TeX Live, an extended version of dvipdfm-0.13.2c developed by Mark A. Wicks. Copyright (C) 2002-2012 by the DVIPDFMx project team hig@debian$ gs --version 9.05
Mac における回避策
- graphicx はeps以外にpdf,jpg,png も扱えるわけだが, pdf,jpg,pngでは問題は起きない. ベクターグラフィックスでということなら, epsでなくpdfで. Mathematica から Export["figure.pdf",%]する. ただし,
- DVIの段階では preview できない. pdfにしてから preview する必要
- pdfに対してextractbb で .bb ファイルを作る必要
Moodle のアンケート結果を学生が見られない: Moodle Questionnaire module での「回答の閲覧(学生)」設定と mod/questionnaire:readallresponses ケイパビリティは AND
オープンソース LMS Moodle の アンケート (Questionnaire module) は学生がアンケートや希望調査に答える活動を追加するプラグイン. Feedback module と重なる機能もあるが, 細かい点では異なる.
Questionnaire module version 2.8.2 (Build - 2015031901)には
- 回答の閲覧(学生) Students can view ALL responses
という設定があり
- 自分の回答終了後に可 After answering questionnaire
- 回答期間終了後に可 After the questionnaire is closed
- 随時可能 Always
を選択可能. これらを選択したら言葉通りのことが起こると期待するわけだが, そうではないので. Moodle.org の Forum でも多く議論されている. 学生に, mod/questionnaire:readallresponses ケイパビリティのパーミッションを与えないかぎりは, 学生による回答の閲覧は全く不可能で上記の選択は無意味. 作者もこの複雑性は認識していて以下のページで詳しく説明している.
Questionnaire module version 2.5 より前は, パーミッションの設定はいらなくて, Questionnaire module の設定だけで学生が回答を閲覧できた. 手近にある Moodle のインスタンス(Questionnaire 2.5 より前, Moodle 2.4 より前からアップグレードしてきたもの)では, いずれもパーミッションが設定されていなくて, 意図せず, 学生が回答を閲覧できない状態になっていた(しかし学生ロールで検証しないとわからないので最近まで気づいていなかった).
Version 2.5 になったときのアップグレード過程は, パーミッションが自動的に設定されたり, パーミッションを設定するように大声で指示がでたり, するものではなかったのかも.
Microsoft Office for Mac を2011から2016に上げて報われた点報われなかった点
Office365経由で Office 2016 for Mac が入手可能になった.
報われた点
- PowerPoint の数式エディタが Word 同様 3.0 に. TeX 表記による記号入力が可能.
- メニュー構造が Office 2013 (for Windows) とほぼ同じに*1*2
報われなかった点
- Excel 2013 for Windows にあるセル入力読み上げができないことには変わりない.
- Microsoft Office for Mac を2008から2011に上げても報われなかった点2 - hig3の言い忘れたこと書き間違えたこと
- これはOSのAccessibility の読み上げ機能では代替できない. 実際, OS X の電卓アプリは独自の読み上げ機能を備えている.
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