国際教員証 ITIC の使用例

国際学生証 ISIC に比べて影の薄い感のある国際教員証 ITIC.

TEACHER(ティーチャー)カードの発行について

* STUDENT/SCHOLARカードが取得できる学校に勤務する教員で、最低週18時間以上、かつ最低1年以上、雇用されている方が対象となります。

今年度初めて作りましたが, 使用例をひとつご紹介します.

Paris, France の国立近代美術館を含むポンピドーセンター Centre Pompidou の年間パス Laissez-Passer には, 教員料金 Enseignant という, 通常48€のところ37€の設定がありますが, これを適用してもらうのに使えました.


たぶん, 勤務先の英or仏文雇用証明書をもっていって真剣に説明すれば ITIC もいらないのでしょうが, 係のひとは ITIC は一目見ただけでOKという感じだったので, ITICを見慣れているか, 真剣に厳しく制限する気がないかのいずれかなのでしょう.

Franceでは会員証などを作るときは顔写真を持ってこいとよくいわれますが, 最近は, その場のWeb Cameraで静止画を撮影して直接PCのデータベースに取り込んでその場でプラスチックに印刷する, みたいのが時々あります. Webで申し込めるところでは, 顔写真をアップロードせよ, というのまでありました...これが普及するとアメリ Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain で人気の出た(?), また日本でも一大産業であるインスタント身分証明写真もピンチになるかもしれません.