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マルセイユのユニテ・ダビタシオンのホテル ル・コルビュジエ Hôtel Le Corbusier, Unité d'Habitation, Marseille

Le Corbisuer の建築, Unité d'Habitation (Cité Radieuse) の中にあるホテル, Hôtel Le Corbusier
http://www.hotellecorbusier.com/
に1泊してきたのでレポート.

予約と部屋選択

http://www.hotellecorbusier.com/FR/reservation.php
から予約できる. このページはたぶん担当者に送られるForm Mailにすぎないので, 完了してもその部屋が空いていて予約できたことは意味しない. 後から担当者からメールが来て, この部屋はいっぱいだがこっちでどうか? とかきかれたりする.

部屋の種別は5つ表示される. 説明は
http://www.hotellecorbusier.com/tarifs.php
にあるが, hig3 が理解している範囲で下に追加してみた.

Chambre cabine
Studioを左右に2分割したもの. 少なくとも4階(フランス式3階)の分はすべてvue parc.
Studio vue mer
海側. これに泊まった. 1階に収まっており, 「」型に組み合ったduplex タイプではない. シャワーとキッチン, ダブルベッド, カウチなど. 4分割に開く扉でベランダに続く. 4階には2部屋.
Studio vue parc
上と同じで山側
Grande chambre
4階にある. 面積はStudioと同じ.
Mini Suite
8階にある. 面積はStudioと同じ.

3階の見取り図.


下のロケーションとも関係するが, vue merでも海は細く見えるだけなので, vue mer と vue parc にそれほどこだわることはないような気もする.

3階ではChambre cabineは廊下の片側をかなりの長さ占めているが(部屋番号A,B3,B4,...,H16), Studio vue mer はとびとびに2部屋(部屋番号340,354)あるだけ. つまり隣は一般の人の部屋. たぶん予約済確率も高いのだと思う.

ところで, 訪問するためのLe Corbusier の建築のリスト(Webで日本語で読める)でいちばん系統的なものは, 大成ギャラリーのル・コルビュジエ アーカイブ http://www.taisei.co.jp/galerie/archive.htmlル・コルビュジエおでかけガイドブックではないかと思う(ただし, 2009-02現在少し古くなりつつある. この後 Paris の
Cité de l'Architecture et du Patrimoine 建築・遺産博物館 http://www.cahierdeparis.com/1_%8C%9A%92z%81E%88%E2%8EY%94%8E%95%A8%8A%D9_1211
でUnité の部屋の内側が見られるようになったし, Firminyの教会はついに完成した).

このガイドブックによれば, Hôtel Le Corbusier の部屋《ツインA,Bとツイン17〜20、24はオリジナルの内装ではないので、避けた方が良い》そうなのだが, 3階の部屋はそういうナンバリングはされてないので, 実際はどの部屋のことかわからない. 上の説明からはGrande ChambreとMini Suiteだけがツインに思えるのだが.

ロケーションと交通

Unité d'Habitationの場所は, しばしば, 《Métro Ligne 2でRond-Point du Pradoまで行き, Bus 22でLe Corbusierで下車》と書いてあり, hig3 はmétroの通っている範囲から遠く離れた郊外にあるような印象を受けていた. また, 写真から, 野原の中にぽつんとあるような印象をうけていた.

実際には, 小さい公園(?)の中とはいえ, 住宅地の中の, Marseille中心部に近い便利なところにある. プロサッカーの Olympique de Marseille の本拠地 Stade Vélodrome のすぐ近くで, Bus 21,22が前を通っており, Bus 21は Vieux Port, Canebière Bourse, Castellane など観光的にメジャーなポイントを通る便利な路線で, Gare SNCF Marseille St. Charles こそ通っていないが, Vieux Port, Canebière Bourse, Estrangin, Castellane, Périer, Rond Point du Pradoでmétro ligne 1,2と接続している

チェックインの実際

21h00に到着したところréceptionに人はいなくて, 名札と鍵が置いてあった. のどか. このまま取っていってもよかったみたいだが, 一体経営のとなりのrestaurant(下述)の人(自分がréceptionisteも兼ねてると言った気もする)を呼んで確認してもらった.

部屋の実際

部屋の説明に, キッチンは使えないと書いてあるが, 水は出るし, 電気のコンロも動く(わざわざ, オリジナルのコンロを撤去した後に, 簡易な電気コンロが設置してある)ので, 使っていいかのように感じた. ただし, 冷蔵庫も食器もない. まあ両側から取れる収納や傾いた収納を観察するだけでも十分かと.

hig3の泊まった部屋は, 最初, シャワーのお湯が出なかった :) またバルコニーへの4連の扉は上下にずれていて一度開けたらロックできなくなった.

レストラン

Hôtel と一体で経営されている
Le Ventre de l'Architecte (建築家のお腹) http://www.myspace.com/leventredelarchitecte
はMichelinでフォーク1個を獲得しているだけあってそれなりの値段. Hôtel で朝食を頼むとこのrestaurantで食べることになる. Le Corbusierの設計ではないのだろうが内装はその方向ののりで凝っている. 日曜朝には, 近所からやってきてcaféとして使っている人も多くいた.

ParisにあるUnité d'Habitationの部屋

Marseille まで行く暇のない人は, 内側だけならParis市内でもUnité d'Habitationを訪問できる.

Cité de l'Architecture et du Patrimoine 建築・遺産博物館 http://www.cahierdeparis.com/1_%8C%9A%92z%81E%88%E2%8EY%94%8E%95%A8%8A%D9_1211

に, 「」型duplexタイプの部屋が再現されている. すばらしい. これって2006年頃に六本木の森美術館のLe Corbusier展に来てたやつだろうか?

ここは, 1階はFrance各地の石造りのFaçadeや壁画の原寸大複製を集めたもの, 2階は現代建築の模型を集めたもの, 地下は特別展会場や, 建築関係のGalleryというなかなかすばらしいところだが, その中でもUnité の部屋だけは中に入れる原寸大模型が置かれている. この展示はさらに拡張されつつあるところみたい.