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Moodle2.7 Gradebook でいう非表示項目には点数のないカテゴリの平均値も含まれる

MoodleオープンソースのLMS. 2.7は最新よりひとつ前(2014年5月)のMajor Release.

予想外に, コースの評点が特定の学生に対して非表示, hyphen, - になってしまう事象の例.

評定(Gradebook)の教員による設定において, 非表示項目(Hidden Items)を含む総計を

  • 非表示
  • 合計に含めて表示
  • 合計から除いて表示

するというオプションがある. 非表示項目とは, 例えば非表示の(教員がコースページで「眼に×」の状態にした)活動や, Gradebookで「眼にx」にした項目のこと. 評定中や評定点検中のことを考えると, こういうオプションがあるのは納得できる(課題モジュールのワークフローはこの点が徹底している). 非表示だと学生には評点がhyphenになって表示される.

ところで, いくつかの活動が1個の評定カテゴリに入っており, カテゴリの評点の計算方法が平均値である場合のことを考えよう. この状況下で, なかなか気づかなかったのだが, カテゴリ中のどの活動にも評点がない場合(学生が受験しなかったり教員が評定をしなかった場合), カテゴリの評点は0/n=0となるかと思ったら, hyphen となって, カテゴリは第1段落で言う非表示項目と見なされる. 0/0=- なのか -/n=- なのかは知らないが.

なお, 評定の教員による設定において

  • 評点のある活動だけで平均値を計算する
  • 評点のない活動はzero(または最低点)として平均値を計算する

を選択できるが, 後者を選んだ場合でも, 第2段落の振る舞いは変わらない.

結果として, 「非表示項目を含む合計は非表示」のとき, 教員がすべての採点を行い, ぜんぶの「眼にx」を解除しても, 小テストを1回も受けなかった学生は, 上位カテゴリや科目の評点が非表示になる(hyphenになる)ということが起る. 注意.

Major Release 2.8 ではGradebookが(また)大きく変わっているらしい. 要検証.